ポリエステルの洗濯方法

お洗濯.netへ2

ポリエステルの衣類を洗濯する

こちらでは、ポリエステルの衣類の洗濯方法についてご紹介します。

ポリエステルは水や摩擦に強く、吸湿性が少ないため伸縮せず、しわにもなりにくい優秀な素材です。
なので、ほとんどの衣類は手軽にお洗濯できます。

しかし、ポリエステル100%でも、ファッション性の高い、スカートやワンピースなどは「水洗い×、ドライクリーニングしてください」と洗濯表示で指示されている場合があります。

ポリエステルなのに水洗いできないワケ

繊維自体は水に強いのですが、ファッション性を重視し、極細の繊維を使用していたり、特殊な織り方を採用している場合には、型崩れなどの心配があるためです。

洗濯表示は、アパレルメーカーが洗濯テストを行ってから記載していますので、洗濯表示×となっている場合には、何らかの理由があるはずです。
「ドライクリーニングしてください」という衣類はクリーニングに出すのが基本です。

自己責任の範囲で、ご家庭でのお洗濯にチャレンジする場合には、そのようなリスクをご理解頂いた上で実行してください。

ポリエステルという繊維自体は水に強い素材なので、シルクやレーヨンの洗濯に比べればリスクは少ないです。
型崩れを防ぐためには、洗濯時の負荷を軽くする事が重要なので、洗濯機は使用せず手洗いしてください。

水洗い×のポリエステル衣類を洗う

1.桶などに水を張り、デリケート衣類用洗剤を入れて洗浄液を作ります。

2.短時間手洗いします。

3.よくすすぎます。

4.タオルで包み込むように水気を取り、陰干しします。
※この時に、整形するよう、しわを伸ばしてから干してください。 

洗濯のコツ

真っ白のブラウスなどは「逆汚染」といって、洗濯中に一度衣類から離れた汚れが再付着する現象が起きる事があります。
(ドラム式など、洗浄時の洗濯水が少ない場合に起き易いです。)

水量を多くする、汚れの多いものと一緒に洗わない、一度で大量に洗わない、などの対応を心がけましょう。

逆汚染で黒ずんでしまったものは、漂白処理を行うとキレイになります。

漂白処理の手順はこちら

また、ポリエステルは静電気が発生しやすいので柔軟剤を上手に活用してください。

LINEで送る
Pocket